野球肘
今朝の日本海新聞に野球肘の話題が載っていました。
肘を壊すとしばらく投球できなくなるため未然に防がなくてはならず、米子地区でも野球肘検診が始まっています。
日本では臨床スポーツ医学会から小学生では全力で1日50球以内、週に200球を越えないなどの指針が出ています。記事によると米国では『ピッチ・スマート』と呼ばれる指針がでているそうで投球数のみならず球数に応じてその後の必要な休養日数まで事細かく書いてあります。
外来である小学生が2日間連投で200球以上も投げて肩を壊したりするのを診たりすると心が痛みます。当院でも理学療法士とともに知識を広めたいと思いますが、やはり現場で指導に当たっている方にはぜひ参考にして欲しいですね。